父が孤独死して臭気が酷い。特殊清掃から完全消臭までの工程は? ベッドに体液が残っていました 作業前に消毒液の「RB酸水」を散布します 汚染物を撤去します ベッドのマットレスはラッピングで処理 体液の浸みたベッドは解体します 臭気を吸ったクロスも剥いでいきます 家財は全て撤去となりました オゾンガスを発生させて除菌、消臭します 臭気が消えて納品です まさか、父が孤独死しただなんて… 父親が孤独死したと警察から聞いた時は愕然としました。 長い間一人暮らしをしていた父ですが、病気ひとつせず、元気だったため、健康面での心配はしてませんでした。 しかし近所の方が臭気に気づき、父の遺体が発見されたようです。 物件を管理している大家さんからもなんとかしてほしいと言われたのですが、自分自身もどうしていいか分からなかったため、大変困りました。 入室しようにも臭いが酷く、玄関の前に立つのがやっとの状態です。 とにかく会社を休まなければならなくなったため、連絡を入れたところ、上司がリスクベネフィットさんの存在を教えてくれて依頼することにしました。 無理に孤独死現場には入らない方が良い理由 問い合わせをした時に、スタッフの方が教えてくださったのですが、孤独死現場では、体液が発する強い臭気だけでなく、ハエや蛆と言った害虫が大量に発生している場合がほとんどのようです。 衛生面も悪化しているため、無理に入室せず専門の知識と装備を備えたスタッフの方の到着を待った方が安全だということを伝えられました。 スタッフの方が現場に到着し、室内を確認してもらうと、ベッドの上で亡くなっていたので体液の跡がくっきりと残っていました。 体液はマットレスを貫通して、ベット本体まで浸透。しかし、そこで止まっていたため、床は汚染されていなかったそうです。 特殊清掃から完全消臭までの工程は? 作業の間、基本的に立ち会いを必要とせずに作業完了後の確認するという形式は肉親を亡くした身として、とてもありがたかったです。 ただ、それだと実際の作業工程が分からず不安な部分もあったため、作業の前後にスタッフの方に説明をしていただきました。 ①作業の準備 まずは、防護服や防護マスク等の装備をし、室内の衛生面が悪化しているため、リスクベネフィットさんオリジナルの消毒剤「RB酸水」を散布しながら入室。 大量の体液が浸透したベッドの布団とマットレスは、袋に詰めて撤去していただいたようです。 その際、マットレスはラッピングと呼ばれる手法で包み、臭気を閉じ込めてくださいます。 廃棄する時にも、体液のシミが外から見えないようにすることで、近隣の方への配慮もしていただき、感謝しております。 ②完全消臭作業 体液を除去し、特殊清掃を行った後は家財の撤去と完全消臭作業です。 残す物と廃棄する物を確認したうえで、ゴミの分別作業を進めていただきます。 大家さんが時々心配そうに現場を見に来ていたようですが、スタッフの方が逐一進捗状況を説明してくださったようで、臭気レベルが落ちていくことを実感できたと後から聞きました。 私は初めて知ったのですが、部屋にあったカーテンや洋服、家具や壁紙が臭気を吸ってしまっているため、体液や汚染物を撤去しただけでは臭気は完全には落ちないらしいです。 そこで、ゴミの分別終了後は、臭気を吸った壁紙を剥ぎ、これらを全て撤去することで完全消臭の作業は大詰めとなるそうです。 ③高濃度のオゾンガスで仕上げ 最後に高濃度のオゾンガスを臭気と反応させ、消臭を行うオゾンショックトリートメント法を実施していただきました。 空気よりも重いオゾンが効率よく室内に巡るよう空気の流れを作ることで臭気が抑制されるそうです。 全ての作業が終わり、大家さんと一緒に確認に行ったのですが、あんなに酷かった臭気が落ち着いていて、大変驚きました。 大家さんもこれならまた賃貸として使えると言っていて、私としてもほっと一安心です。 この度は本当にありがとうございました。 作業: 特殊清掃 人数: 5人 日数: 2日 参考費用: 592,766円(税込) 実際の見積書を確認する
まさか、父が孤独死しただなんて…
父親が孤独死したと警察から聞いた時は愕然としました。
長い間一人暮らしをしていた父ですが、病気ひとつせず、元気だったため、健康面での心配はしてませんでした。
しかし近所の方が臭気に気づき、父の遺体が発見されたようです。
物件を管理している大家さんからもなんとかしてほしいと言われたのですが、自分自身もどうしていいか分からなかったため、大変困りました。
入室しようにも臭いが酷く、玄関の前に立つのがやっとの状態です。
とにかく会社を休まなければならなくなったため、連絡を入れたところ、上司がリスクベネフィットさんの存在を教えてくれて依頼することにしました。
無理に孤独死現場には入らない方が良い理由
問い合わせをした時に、スタッフの方が教えてくださったのですが、孤独死現場では、体液が発する強い臭気だけでなく、ハエや蛆と言った害虫が大量に発生している場合がほとんどのようです。
衛生面も悪化しているため、無理に入室せず専門の知識と装備を備えたスタッフの方の到着を待った方が安全だということを伝えられました。
スタッフの方が現場に到着し、室内を確認してもらうと、ベッドの上で亡くなっていたので体液の跡がくっきりと残っていました。
体液はマットレスを貫通して、ベット本体まで浸透。しかし、そこで止まっていたため、床は汚染されていなかったそうです。
特殊清掃から完全消臭までの工程は?
作業の間、基本的に立ち会いを必要とせずに作業完了後の確認するという形式は肉親を亡くした身として、とてもありがたかったです。
ただ、それだと実際の作業工程が分からず不安な部分もあったため、作業の前後にスタッフの方に説明をしていただきました。
①作業の準備
まずは、防護服や防護マスク等の装備をし、室内の衛生面が悪化しているため、リスクベネフィットさんオリジナルの消毒剤「RB酸水」を散布しながら入室。
大量の体液が浸透したベッドの布団とマットレスは、袋に詰めて撤去していただいたようです。
その際、マットレスはラッピングと呼ばれる手法で包み、臭気を閉じ込めてくださいます。
廃棄する時にも、体液のシミが外から見えないようにすることで、近隣の方への配慮もしていただき、感謝しております。
②完全消臭作業
体液を除去し、特殊清掃を行った後は家財の撤去と完全消臭作業です。
残す物と廃棄する物を確認したうえで、ゴミの分別作業を進めていただきます。
大家さんが時々心配そうに現場を見に来ていたようですが、スタッフの方が逐一進捗状況を説明してくださったようで、臭気レベルが落ちていくことを実感できたと後から聞きました。
私は初めて知ったのですが、部屋にあったカーテンや洋服、家具や壁紙が臭気を吸ってしまっているため、体液や汚染物を撤去しただけでは臭気は完全には落ちないらしいです。
そこで、ゴミの分別終了後は、臭気を吸った壁紙を剥ぎ、これらを全て撤去することで完全消臭の作業は大詰めとなるそうです。
③高濃度のオゾンガスで仕上げ
最後に高濃度のオゾンガスを臭気と反応させ、消臭を行うオゾンショックトリートメント法を実施していただきました。
空気よりも重いオゾンが効率よく室内に巡るよう空気の流れを作ることで臭気が抑制されるそうです。
全ての作業が終わり、大家さんと一緒に確認に行ったのですが、あんなに酷かった臭気が落ち着いていて、大変驚きました。
大家さんもこれならまた賃貸として使えると言っていて、私としてもほっと一安心です。
この度は本当にありがとうございました。