小平市にあるアパートの入居者が孤独死!大家がすべき具体的な対応方法とは? 私は、東京都小平市でアパートの大家をしています。 あるとき「アパートの〇号室から異臭がして、困っています」と近隣の方からお電話をいただきました。 私は嫌な予感がして、急いで異臭がしている部屋に向かったのです。 最初「部屋がゴミ屋敷みたいになっているのかな?」と思っていました。 しかし現場に行くと、ゴミらしいものはなかったのですが、とにかく鼻につくような臭いが漂っていたのです。 インターフォンを押しても反応がなく、入居者に連絡してみましたが、電話にも出ませんでした。 心配になったため、合鍵を使って部屋の中を確認したのです。 すると、入居者が孤独死しており……すぐに警察に通報しました。 警察の対応後、原状回復するための清掃をしなければいけません。 しかし、私一人ではどうしようもなく、インターネットで専門の業者を探しました。 すると、リスクベネフィットさんという会社が対応してくれることがわかりました。 入居者が孤独したときの大家の対応 入居者が孤独死したときの大家として私が行った対応は、以下の内容です。 1.「入居者の異常」についての通報が来る まずは入居者の方に異常があった場合、近くの部屋の入居者や近隣住民の方から、通報がありました。 具体的には「異臭がする」「ハエが飛びまわっている」などの内容です。 2.入居者の状況確認後、警察に通報する 通報があった後、すぐに入居者の部屋に向かいました。 インターフォンを鳴らしても返事がない、連絡しても応対しない場合、合鍵を利用して部屋に入ることになります。 そこで入居者の方が亡くなっていたのを確認したため、すぐに110番に電話して通報しました。 3.ご遺族の方に連絡する 警察が、目視によって入居者の死亡を確認したら「ご遺族(≒連帯保証)」の方に連絡しました。 ご遺族に伝えたことは、以下の通りです。 入居者が死亡した事実 賃貸借契約の解除手続きを行う必要があること 遺品整理や原状回復を行う必要があること 4.ご遺族の方と「原状回復」や「遺品整理」について協議 ご遺族の方と原状回復や遺品整理、それらにかかる費用負担について協議をしました。 以前、経験のある他の大家に相談したところ、早めに話しておかないとトラブルにつながるとのことで、ご遺族の様子を伺いながら、少し落ち着いたタイミングでお声掛けをさせていただきました。 5.業者に「特殊清掃」の依頼をする 今回、ご遺族の方と原状回復について話して、費用はご遺族が負担することに。 ただしこのような経験がないとのことだったので、他の大家仲間からも評判が良かった消臭のスペシャリストのリスクベネフィットさんを紹介しました。 現状を相談したところ、なるべく早く対応をしていただけるとのことで、そのままリスクベネフィットさんにお願いしました。 6.「賃貸借契約」の解除をする 葬儀が落ち着いたタイミングで、ご遺族に連絡をして「賃貸借契約」の解除を行いました。 この辺の作業で追われていたので、リスクベネフィットさんがスムーズに清掃作業をしてくださってとても助かりました。 7.ご遺族の方と共に原状回復の確認と費用精算 最後に、ご遺族と一緒に原状回復の費用を精算しました。 基本的にはご遺族が負担なのですが、経年劣化に伴う、通常損耗はご遺族に請求できないので、話し合いながら精算を行いました。 今回、突然のことで動揺してしまいましたが、リスクベネフィットさんが丁寧に対応してくださいました。 ご遺族の方もとても感謝していました。 本当にありがとうございました。 作業: 孤独死清掃 人数: 人 日数: 日 参考費用: 円(税込)
私は、東京都小平市でアパートの大家をしています。
あるとき「アパートの〇号室から異臭がして、困っています」と近隣の方からお電話をいただきました。
私は嫌な予感がして、急いで異臭がしている部屋に向かったのです。
最初「部屋がゴミ屋敷みたいになっているのかな?」と思っていました。
しかし現場に行くと、ゴミらしいものはなかったのですが、とにかく鼻につくような臭いが漂っていたのです。
インターフォンを押しても反応がなく、入居者に連絡してみましたが、電話にも出ませんでした。
心配になったため、合鍵を使って部屋の中を確認したのです。
すると、入居者が孤独死しており……すぐに警察に通報しました。
警察の対応後、原状回復するための清掃をしなければいけません。
しかし、私一人ではどうしようもなく、インターネットで専門の業者を探しました。
すると、リスクベネフィットさんという会社が対応してくれることがわかりました。
入居者が孤独したときの大家の対応
入居者が孤独死したときの大家として私が行った対応は、以下の内容です。
1.「入居者の異常」についての通報が来る
まずは入居者の方に異常があった場合、近くの部屋の入居者や近隣住民の方から、通報がありました。
具体的には「異臭がする」「ハエが飛びまわっている」などの内容です。
2.入居者の状況確認後、警察に通報する
通報があった後、すぐに入居者の部屋に向かいました。
インターフォンを鳴らしても返事がない、連絡しても応対しない場合、合鍵を利用して部屋に入ることになります。
そこで入居者の方が亡くなっていたのを確認したため、すぐに110番に電話して通報しました。
3.ご遺族の方に連絡する
警察が、目視によって入居者の死亡を確認したら「ご遺族(≒連帯保証)」の方に連絡しました。
ご遺族に伝えたことは、以下の通りです。
4.ご遺族の方と「原状回復」や「遺品整理」について協議
ご遺族の方と原状回復や遺品整理、それらにかかる費用負担について協議をしました。
以前、経験のある他の大家に相談したところ、早めに話しておかないとトラブルにつながるとのことで、ご遺族の様子を伺いながら、少し落ち着いたタイミングでお声掛けをさせていただきました。
5.業者に「特殊清掃」の依頼をする
今回、ご遺族の方と原状回復について話して、費用はご遺族が負担することに。
ただしこのような経験がないとのことだったので、他の大家仲間からも評判が良かった消臭のスペシャリストのリスクベネフィットさんを紹介しました。
現状を相談したところ、なるべく早く対応をしていただけるとのことで、そのままリスクベネフィットさんにお願いしました。
6.「賃貸借契約」の解除をする
葬儀が落ち着いたタイミングで、ご遺族に連絡をして「賃貸借契約」の解除を行いました。
この辺の作業で追われていたので、リスクベネフィットさんがスムーズに清掃作業をしてくださってとても助かりました。
7.ご遺族の方と共に原状回復の確認と費用精算
最後に、ご遺族と一緒に原状回復の費用を精算しました。
基本的にはご遺族が負担なのですが、経年劣化に伴う、通常損耗はご遺族に請求できないので、話し合いながら精算を行いました。
今回、突然のことで動揺してしまいましたが、リスクベネフィットさんが丁寧に対応してくださいました。
ご遺族の方もとても感謝していました。
本当にありがとうございました。