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甲府市の一軒家に住む母が孤独死!大量の虫が発生した際の清掃方法を解説

一階リビングでお亡くなりになられたようです。
周辺にあった汚染物された残置物の撤去です。
カーペット下はクッションフロアーになっていて、下まで汚染物が確認されました。
洗浄・拭き上げ後を数回繰り返しました。
特殊コーティングを施しました。
汚染物のある個所のみカーペットを切り取り密封梱包します。
死臭吸着シートを敷きつめました。
高濃度のオゾンガスを発生させ、殺菌消毒・消臭を終えます。

「お母様が孤独死しました。死後1ヵ月ほどが経過したようです」警察から突然連絡が入りました。

父は既に亡くなっており、母は1軒家で1人暮らし。

賃貸ではないので、辛い気持ちの中、急いで掃除をしなくても大丈夫かなと思っていました。

しかし、遺体を発見してくれたた警察の方に話を聞くと、「家に虫がかなり出てしまっていました。放っておくと近隣にも被害が広がってしまうかもしれないので、可能ならなるべく早く清掃した方が良いかと」といった意見。

「近隣に害虫が広がってしまうのはまずい!」と、慌てて清掃業者を探し始めることに。

自分で掃除できれば良いのですが、虫が苦手なのと清掃のやり方がわからなかったので、素直に業者を頼ることにしました。

ネット検索で見つけたリスクベネフィットさんという業者に目星をつけ、問い合わせ。

「本当にこんな状態の家でも清掃をしてくれますか?」と念のため尋ねたのですが、「大丈夫です。お任せください!」と心強いお返事を頂けました。

それが決め手となり、リスクベネフィットさんに正式に特殊清掃を依頼することにしました。

 

大量の害虫が出た際の清掃方法

 

1.現状確認と消毒作業

作業当日、まずは現状確認と現場の消毒作業が行われます。

清掃作業を始める前に「RB酸水」の散布とオゾン発生機「パンサー」も使用したダブル除菌で室内の消毒を行ってくれます。

これらの消毒作業をすることで、スタッフの健康被害のリスクを軽減する事に繋がるそうです。

今回母親は、1階のリビングで亡くなっていたと、警察の方に伺いました。

実家はかなり古い造りなので、害虫駆除やおおまかな特殊清掃が済んだら取り壊すことにしたのです。

家財もかなり多かったため、リスクベネフィットさんには遺品整理のお見積りもお願いしました。

 

2.特殊清掃作業

母は、1階のリビングカーペットの上で亡くなっていたようで、周囲のテレビやタンスに毛髪・汚染物が付着していました。

当初、害虫が大量発生していると聞いていたのですが、遺体が回収されてしばらく経ったことで別の場所へ行ったのか、清掃の際にはあまり姿を見かけなかった点には助かりました。

そのため、まずは毛髪や汚染物の除去を行っていただきます。

汚染物にしみ込んでしまった部分のカーペットを切り取り、ブルーシートとプラスティックフィルムでラッピングを施してくれました。

また、カーペット下のクッションフロアにも汚染物がしみ込んでいたので、体液洗浄剤「タロウ」で洗浄・拭き上げを数回行ってもらいました。

さらに、今後解体した際にも臭いが周囲に漏れないよう、専用のコーティング剤「シャダーン」で臭いを封じ込めてくださいました

 

 

3.家財の清掃・空間の消臭

大きなタンスなどは、持って帰るか処分するかを決めかねていたので、ひとまず消毒と清掃をお願いしました。

また家財は、内部に死臭吸着RBシートを敷いていただきました。敷くことで簡単に臭いが消えるそうです。

清掃の仕上げとして、殺菌効果のある消毒剤RB酸水を散布し、オゾン発生機を設置してオゾン燻蒸を施してもらいました。

高濃度のオゾンガスを発生させることで、腐敗臭を酸化分化し、強力に殺菌消毒・消臭が行えるそうです。

 

完全消臭作業の後は、遺品整理や分別作業手伝っていただきました。

1人でやるよりも格段にスムーズに進んだので、遺品整理も依頼して良かったと思います。この度はありがとうございました。

  • 作業: 孤独死現場清掃+RBシート
  • 人数: 2人
  • 日数: 1日
  • 参考費用: 144148(税込)円(税込)